〜からすると
kara suru to
ある立場からの見方や、ある根拠からの判断を表す表現です。
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〜からするとの意味
①「〜の立場から見ると」、②「〜を根拠に判断すると」の二つの意味があります。「〜からして」には③「〜をはじめとして(一例から全体を判断)」の用法もあります。
- 【①立場】親からすると、子どもはいつまでも子どもだ。
- 【②判断の根拠】あの話し方からすると、彼は関西の人だろう。
- 【②】空の色からすれば、明日は晴れそうだ。
- 【③からして】タイトルからしてつまらなそうな映画だ。
〜からするとの使い方
名詞に付けます。
〜からするとの例文
立場と判断の例文です。
- 外国人からすると、日本の敬語はとても複雑に感じられる。
- 店の側からすれば、キャンセルは大きな損失だ。
- 彼の表情からすると、試験はうまくいったようだ。
- 今の成績からすれば、合格は間違いないだろう。
- この手紙は、字の感じからして子どもが書いたものだろう。
- あの店は店員の態度からして気に入らない。
「からすると」と「にとって」の違い
どちらも「〜の立場で」ですが、後ろに来る内容が違います。
- 【にとって】その人にとっての価値・評価:私にとって大切な人
- 【からすると】その立場から物事を見た判断・感じ方:親からすると心配だ
- 「からすると」は判断の根拠(表情・状況)にも使えるが、「にとって」は使えない
- 例:表情からすると(⭕)/表情にとって(✕)
よくある間違い
「によると」との混同に注意しましょう。
- ❌ 天気予報からすると、明日は雨だそうだ → ⭕ 天気予報によると(情報源)
- ❌ 私からすると、この本は大切な宝物だ → ⭕ 私にとって(価値)
- ❌ 行ったからすると → ⭕ 名詞に付く(行った様子からすると)
- 「からすると」は話し手自身の判断、「によると」は聞いた情報