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〜にとって

ni totte

JLPT N3
トピック:複合助詞(〜について等)

ある人・立場から見た評価・価値判断を表す表現です。

更新日:

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〜にとっての意味

「〜の立場・視点から見ると」という意味で、評価・判断の基準となる人や組織を示します。

  • 【立場からの評価】私にとって、家族が一番大切だ。
  • 【難易・価値の判断】この問題は子どもにとって難しい。
  • 【組織・社会の視点】会社にとって、社員は財産だ。
  • 【名詞修飾】「にとっての」:私にとっての幸せ。

〜にとっての使い方

人や組織を表す名詞に付けます。後ろには評価・判断の言葉が来ます。

  • 名詞+にとって:学生にとって
  • 名詞+にとっての+名詞:日本人にとっての常識
  • 強調:〜にとっては/〜にとっても
  • 後ろに来る言葉:大切だ・難しい・便利だ・問題だ など

〜にとっての例文

立場・評価を表す場面の例文です。

  • この写真は私にとって大切な思い出です。
  • 外国人にとって、敬語は難しい。
  • 健康は誰にとっても一番大事なことだ。
  • この町は、お年寄りにとって住みやすい。
  • 彼にとって、仕事は生きがいだ。
  • 環境問題は人類にとって大きな課題だ。
  • 子どもにとっての遊びは、学びでもある。

「にとって」「に対して」の違い

評価の視点と、行動の向かう相手を区別します。

  • 【にとって】その人の立場から見た評価:私にとって難しい
  • 【に対して】動作・態度が向かう相手:私に対して優しい
  • 【後ろの言葉】にとって+評価(大切・難しい)/に対して+行為・態度(話す・怒る・親切だ)
  • 【例】子どもにとって危険だ(子どもから見て)/子どもに対して厳しい(子どもへの態度)

よくある間違い

後ろに来る言葉に注意しましょう。

  • ❌ 私にとって、彼は優しくしてくれる → ⭕ 彼は私に対して優しい/私にとって、彼は大切な人だ
  • ❌ 先生にとって、質問した → ⭕ 先生に質問した
  • 「にとって」の後ろには、動作ではなく評価・判断の表現が来る
  • ❌ 私にとっては賛成です → ⭕ 私としては賛成です(意見の立場は「としては」)

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