〜らしい
rashii
伝聞や推測を表す表現です。
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〜らしいの意味
「らしい」には、①情報に基づく推量・伝聞と、②その名詞の典型的な性質(〜にふさわしい)の二つの用法があります。
- 【伝聞・推量】あの店は来月閉まるらしい。→ 聞いた情報に基づく
- 【典型】今日は春らしい暖かい日だ。
- 【らしくない】そんなことを言うなんて、君らしくないね。
- 【責任を避ける】詳しいことはよく分からないらしいです。
〜らしいの使い方
用法によって接続が異なります。
- 推量:動詞・い形容詞普通形+らしい(来るらしい/高いらしい)
- 推量:な形容詞・名詞+らしい(静からしい/本当らしい)
- 典型:名詞+らしい(男らしい/子どもらしい)
- 否定の典型:〜らしくない(彼らしくない)
〜らしいの例文
よくある文脈別に例文をまとめます。
- 天気予報によると、明日は雪が降るらしい。
- 田中さん、会社を辞めるらしいよ。
- あのレストランはとてもおいしいらしいです。
- 今日は本当に夏らしい天気ですね。
- もっと学生らしい服装をしなさい。
- 遅刻するなんて、彼らしくない。
- 犯人はまだ捕まっていないらしい。
「らしい」「ようだ」「そうだ(伝聞)」
推量・伝聞の根拠の違いを整理します。
- 【らしい】外から得た情報に基づく推量(距離を置く):彼は結婚したらしい
- 【ようだ】話し手自身の観察・感覚に基づく推量:誰かいるようだ
- 【そうだ(伝聞)】聞いたことをそのまま伝える:彼は結婚したそうだ
- 【典型のらしい】春らしい=春の特徴がある(比喩の「春のような」とは違う)
よくある間違い
推量の根拠と接続に注意しましょう。
- ❌ 静かだらしい → ⭕ 静からしい
- 自分の直接の感覚には使わない:❌ 私は頭が痛いらしい → ⭕ 頭が痛い
- ❌ 女のらしい → ⭕ 女らしい
- 目の前の様子からの判断なら ⭕「ようだ」「みたいだ」の方が自然