さすが(に)
sasuga
トピック:感情・評価(上級表現)
評判や予想どおりで感心する「さすが」と、「いくら〜でも、やはり」を表す「さすがに」があります。
更新日:
さすがの意味
①「さすが(〜だ)」:評判・期待どおりで感心する、②「さすがに」:いくら〜でも、この場合はやはり(限界がある)、③「さすがの〜も」:あの〜でさえ、という三つの用法があります。
- 【①感心】さすがプロだ。本当に上手だね。
- 【②やはり限界】毎日残業が続いて、さすがに疲れた。
- 【②】十キロも歩くのは、さすがに無理だ。
- 【③〜でさえ】さすがの彼も、今回の問題は解けなかった。
さすがの使い方
用法によって形が違います。
- ①さすが(は)+名詞(だ):さすが先生だ・さすがは日本一の店
- ①さすが〜だけあって:さすが有名店だけあって、おいしい
- ②さすがに+(否定的な)結果:さすがに疲れた・さすがに言えない
- ③さすがの+名詞+も+否定的な結果:さすがのチャンピオンも負けた
- 会話では「さすが!」だけでほめ言葉になる
さすがの例文
日常でよく使う例文です。
- 一回で合格するなんて、さすがだね。
- さすが京都、どこを見ても美しい。
- 三日も寝ていないので、さすがに眠い。
- いくら仲がよくても、それはさすがに言えない。
- さすがの名医も、手の打ちようがなかった。
- さすがは老舗の旅館だけあって、サービスが行き届いている。
「さすが」と「だけあって」の違い
どちらも「評判どおり」ですが、品詞と使い方が違います。
- 【さすが】副詞・感動詞的。単独で「さすが!」とも言える
- 【だけあって】文と文をつなぐ:一流ホテルだけあって、サービスがいい
- 一緒に使うことも多い:さすが一流ホテルだけあって、サービスがいい
- 「さすがに」(やはり限界)は「だけあって」とは意味が違う
よくある間違い
「さすが」と「さすがに」を混同しやすいです。
- ❌ さすがに先生だ(ほめる意味で) → ⭕ さすが先生だ
- ❌ さすが疲れた → ⭕ さすがに疲れた
- ❌ 初めて会った人に「さすがですね」(評判を知らない) → 相手の能力・評判を知っている時に使う
- 目上に「さすがですね」は相手を評価する言い方なので、気にする人もいる