〜てやまない
te yamanai
ある気持ちを心から、ずっと持ち続けていることを表す硬い表現です。
更新日:
〜てやまないの意味
「心から〜している」「いつまでも〜し続ける」という意味で、話し手の強く変わらない感情を表します。
- 【願い】皆様のご健康を願ってやみません。
- 【期待】若い世代の活躍を期待してやまない。
- 【敬愛】これは多くの人が愛してやまない作家の作品だ。
- 【後悔】あの日の失敗を悔やんでやまない。
〜てやまないの使い方
感情を表す動詞のて形に付けます。
- 動詞て形+やまない:願ってやまない
- よく使う動詞:願う・祈る・望む・期待する・愛する・尊敬する・後悔する
- 丁寧形:〜てやみません(スピーチ・手紙)
- 名詞修飾:〜てやまない+名詞(私が尊敬してやまない先生)
- 文末では主語は基本的に話し手。第三者の気持ちを言い切るなら「〜てやまないようだ」などにする(名詞修飾「多くの人が愛してやまない〜」は可)
〜てやまないの例文
スピーチ・手紙・文章でよく見る例文です。
- 皆様の今後ますますのご発展を祈ってやみません。
- 世界の平和を願ってやまない。
- これは私が長年尊敬してやまない先生の著書です。
- 子どもたちが健やかに育つことを望んでやみません。
- 彼が愛してやまなかった故郷の海を、もう一度見に行った。
- 新しいリーダーには、大きな改革を期待してやまない。
「てやまない」と「てたまらない」の違い
どちらも強い感情ですが、文体と感情の種類が違います。
- 【てやまない】願い・敬愛など、長く続く改まった感情。書き言葉
- 【てたまらない】暑い・眠い・会いたいなど、今の生理的・感情的な状態。話し言葉
- 例:平和を願ってやまない(⭕)/平和を願ってたまらない(✕)
- 例:のどが渇いてたまらない(⭕)/のどが渇いてやまない(✕)
よくある間違い
使える動詞と文体に注意しましょう。
- ❌ おなかがすいてやまない → ⭕ おなかがすいてたまらない
- ❌ 彼は成功を願ってやまない(第三者の気持ちを断定) → ⭕ 彼は成功を願ってやまないようだ
- ❌ 友達とのチャットで「会いたくてやまない」 → ⭕ 会いたくてたまらない
- 一時的な感情ではなく、ずっと続く気持ちに使う