〜に足る
ni taru
「〜するだけの価値がある」「〜するのに十分だ」という意味の硬い表現です。
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〜に足るの意味
「〜する価値がある」「〜するのに十分な条件を備えている」という評価を表します。否定の「〜に足りない/足らない」は「〜する価値がない」です。
- 【価値がある】彼は信頼するに足る人物だ。
- 【十分な根拠】それを証明するに足る証拠はない。
- 【価値がない】そんなうわさは信じるに足りない。
- 【慣用句】取るに足らない問題(大したことのない問題)
〜に足るの使い方
動詞の辞書形、または「する」動詞の名詞に付けます。
- 動詞辞書形+に足る:信頼するに足る
- 名詞(する動詞)+に足る:尊敬に足る・称賛に足る・信頼に足る
- 多くは名詞修飾:〜に足る+名詞(人物・理由・証拠・成果)
- 否定:〜に足りない/〜に足らない(足らないの方が文語的)
- よく使う動詞:信頼する・信じる・尊敬する・評価する・満足する・恐れる
〜に足るの例文
評価・判断を表す例文です。
- 彼女はリーダーとして尊敬に足る人だ。
- この研究は、世界から注目されるに足る成果を上げた。
- 会社を辞めるに足る理由があったのだろう。
- ネットの情報の中には、信じるに足りないものも多い。
- 相手チームは恐れるに足らない。
- そんな取るに足らないことで、けんかしないでよ。
「に足る」と「に値する」の違い
どちらも「〜する価値がある」で、ほぼ言い換えられます。
- 【に足る】「十分な条件・資格がある」というニュアンス。否定形(足りない)をよく使う
- 【に値する】「その価値に見合う」という評価。ほめる場面でよく使う
- 例:信頼するに足る=信頼に値する
- 慣用句「取るに足らない」は「に値しない」に言い換えられない
よくある間違い
接続と使う場面に注意しましょう。
- ❌ 信頼したに足る → ⭕ 信頼するに足る(辞書形)
- ❌ このラーメンは食べるに足る(日常会話で大げさ) → ⭕ 食べる価値がある
- ❌ 足るない → ⭕ 足りない/足らない
- 主に書き言葉・硬い評価の文で使う