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〜に対して

ni taishite

JLPT N3JLPT N2
トピック:複合助詞(〜について等)

対象や態度を表す表現です。

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〜に対しての意味

動作・感情が向かう相手や対象を示したり、二つの事柄を対比したりします。

  • 【対象】子どもに対して、優しく話す。
  • 【感情・態度の向かう先】彼の意見に対して、反対する人が多い。
  • 【対比】兄が活発なのに対して、弟はおとなしい。
  • 【割合】学生一人に対して、パソコンが一台ある。

〜に対しての使い方

名詞に付けます。対比の用法では「〜のに対して」を使います。

  • 名詞+に対して:先生に対して
  • 名詞修飾:名詞+に対する+名詞(質問に対する答え)
  • 対比:普通形+のに対して(兄は背が高いのに対して)
  • な形容詞・名詞の対比:〜なのに対して

〜に対しての例文

よくある文脈別に例文をまとめます。

  • 目上の人に対しては、敬語を使いましょう。
  • お客様からの質問に対して、丁寧に答えた。
  • 彼は誰に対しても親切だ。
  • 政府の決定に対する批判が高まっている。
  • 姉は料理が得意なのに対して、私は全然できない。
  • 日本では車は左側を走るのに対して、アメリカでは右側を走る。
  • ご意見に対して、心から感謝いたします。

「に対して」と「について」の違い

対象への働きかけと、話題の提示を区別します。

  • 【に対して】動作・感情が相手に向かう:先生に対して失礼な態度をとる
  • 【について】話題・内容を示す:先生について話す
  • 【例】その質問に対して答える(質問に向き合う)/その問題について考える(話題)
  • 【対比】に対して には対比の用法があるが、について にはない

よくある間違い

「について」との混同と、対比の接続に注意しましょう。

  • ❌ 日本の文化に対してレポートを書く → ⭕ 日本の文化についてレポートを書く
  • ❌ 兄は背が高いに対して → ⭕ 兄は背が高いのに対して
  • ❌ 質問に対しての答え(可)/質問に対する答え(より自然)
  • 「に対して」は話題ではなく、向かう相手・反応の対象を示す

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