kotomap

ホーム / 文法 / N4 / 〜てあげる

〜てあげる

te ageru

JLPT N4
トピック:授受表現

「私が相手のために何かをする」という授受表現です。

更新日:

クイックナビ

〜てあげるの意味

話し手(または話し手側の人)が、他の人のために何かをしてあげることを表します。

  • 【恩恵を与える】友達に日本語を教えてあげました。
  • 【第三者間】田中さんは妹さんに本を読んであげた。
  • 【目下・動物】弟に宿題を手伝ってあげた/犬を散歩に連れて行ってあげる。
  • 【申し出】手伝ってあげようか。→ 目上には失礼になるので注意

〜てあげるの使い方

動詞のて形に「あげる」を付けます。動作を受ける人は「に」や「の」で示します。

  • 動詞て形+あげる:貸してあげる
  • 受け手:人+に+〜てあげる(友達に教えてあげる)
  • 受け手の物:人+の+物+を(友達の荷物を持ってあげる)
  • 丁寧さの段階:〜てやる(目下・動物)<〜てあげる<〜てさしあげる(目上)

〜てあげるの例文

よくある文脈別に例文をまとめます。

  • 道に迷っていた人に、駅までの道を教えてあげました。
  • 妹の誕生日にケーキを作ってあげた。
  • 友達が困っていたので、お金を貸してあげました。
  • おばあさんの荷物を持ってあげた。
  • 子どもに絵本を読んであげるのが好きです。
  • 犬に新しいおもちゃを買ってあげた。
  • 分からないなら、私が説明してあげるよ。

「てあげる」「てくれる」「てもらう」

恩恵の方向(誰が誰のためにするか)で使い分けます。

  • 【てあげる】私(側)→ 他人:私は友達に教えてあげた
  • 【てくれる】他人 → 私(側):友達が私に教えてくれた
  • 【てもらう】私(側)が他人に頼んで・してもらって受ける:私は友達に教えてもらった
  • 【目上】てさしあげる/てくださる/ていただく

よくある間違い

恩着せがましく聞こえる使い方に注意しましょう。

  • ❌ 先生、荷物を持ってあげましょうか → ⭕ お持ちしましょうか(謙譲語を使う)
  • ❌ 友達が私に教えてあげた → ⭕ 友達が私に教えてくれた(方向が逆)
  • 「〜てあげた」と自分の親切を強調しすぎると押しつけがましい印象になる
  • ❌ 彼女を手伝ってあげた は可。ただし「彼女に手伝ってあげた」は不自然(手伝う は「を」を取る)

練習する

あわせて学ぶ:関連文法

間違えやすい文法の比較