あげる・くれる・もらう
ageru / kureru / morau
トピック:授受表現
物のやりとりを表す三つの動詞です。だれからだれへ物が移動するのか、話し手の視点で使い分けます。
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あげる・くれる・もらうの意味
与える側と受け取る側、そして「話し手に近いのはどちらか」で選びます。
- 【あげる】私(側)→ 他人:私は友だちに花をあげた
- 【くれる】他人 → 私(側):友だちが私に花をくれた
- 【もらう】受け取る側が主語:私は友だちに(から)花をもらった
- 敬語:さしあげる/くださる/いただく
あげる・くれる・もらうの使い方・接続
基本の文型を覚えましょう。
- Aは Bに Nを あげる(A→B、Aが話し手側)
- Aは 私に Nを くれる(A→私)
- 私は Aに/から Nを もらう(A→私)
- 目上へ:さしあげる/目上から:くださる・いただく
- 動物・植物・目下へ:やる(水をやる)
あげる・くれる・もらうの例文
授受動詞の例文です。
- 母の日に、母にカーネーションをあげました。
- 誕生日に、姉が私に時計をくれました。
- 私は先生から辞書をいただきました。
- 友だちに旅行のお土産をもらいました。
- 社長が私に記念品をくださいました。
- 毎朝、犬にえさをやります。
「あげる」「くれる」「もらう」の違い
「くれる」と「もらう」は同じ出来事を別の視点から言います。
あげる・くれる・もらうのよくある間違い
中国語の「給」をそのまま訳すと間違えます。
- ❌ 友だちが私にプレゼントをあげました → ⭕ くれました
- ❌ 先生にプレゼントをあげました(失礼な場合)→ ⭕ さしあげました/お渡ししました
- ❌ 私は母に手紙をくれました → ⭕ あげました
- 家族(私側)が他人に:弟が田中さんにあげた(○)
JLPTでのあげる・くれる・もらう
N5・N4で「あげる/くれる/もらう」の選択が必ず出ます。
- だれからだれへ
- 話し手の視点
- 敬語形
あげる・くれる・もらうのよくある質問
授受動詞についての質問。
- Q:「もらう」の相手は「に」と「から」どちらですか?→ どちらも使えます。会社・学校など組織からは「から」が自然です
- Q:先生に「あげる」は失礼ですか?→ 恩着せがましく聞こえることがあるので「さしあげる」や「お渡しする」を使います