〜をものともせず
wo monotomosezu
困難や障害を問題にせず、立ち向かって行動する様子を表す硬い表現です。
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〜をものともせずの意味
「〜を問題にしないで」「〜に負けないで」という意味です。困難・危険・反対などを恐れずに何かをやり遂げる人を、話し手が称賛する気持ちで描写します。
- 【困難に負けない】彼は足のけがをものともせず、最後まで走り抜いた。
- 【危険を恐れない】救助隊は激しい嵐をものともせず、山へ向かった。
- 【周囲の反対】両親の反対をものともせず、彼女は留学を決めた。
- 【称賛のニュアンス】勇気や強さを評価する場面で使う
〜をものともせずの使い方
名詞に付けます。前には困難・障害を表す名詞が来ます。
- 名詞+をものともせず(に):寒さをものともせず
- よく使う名詞:困難・逆境・けが・病気・悪天候・批判・反対・危険
- 主語は第三者が基本。自分のことにはあまり使わない
- 後ろには「立ち向かう・やり遂げる・成功する」など前向きな結果が来る
- 書き言葉・ニュース・スポーツ報道でよく使われる
〜をものともせずの例文
スポーツ・報道・人物紹介などの例文です。
- 選手たちは真夏の暑さをものともせず、熱戦を繰り広げた。
- 彼女は数々の批判をものともせず、自分の信じる道を進んだ。
- その会社は不景気をものともせず、売り上げを伸ばし続けている。
- 消防士は燃え盛る炎をものともせず、建物の中に飛び込んだ。
- 祖父は高齢をものともせず、毎朝五キロ歩いている。
- チームは強豪相手の不利をものともせず、見事に勝利を収めた。
「をものともせず」と「をよそに」の違い
どちらも「〜を気にしないで」ですが、評価の向きが違います。
よくある間違い
主語と評価の方向に注意しましょう。
- ❌ 私は雨をものともせず、学校に行きました(自慢に聞こえる) → ⭕ 雨にもかかわらず、学校に行きました
- ❌ 先生の注意をものともせず、授業中に寝た → ⭕ 先生の注意をよそに、授業中に寝た(悪い行動にはよそに)
- ❌ 困難をものともしなく → ⭕ 困難をものともせず(に)
- 前の名詞は「乗り越えるべき障害」であることが必要