〜を限りに
wo kagiri ni
ある時点を最後にして、それまで続いていたことをやめることを表す表現です。
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〜を限りにの意味
「〜を最後として(それ以降は〜しない)」という意味です。続いてきたことがその時点で終わることを宣言するときに使います。
- 【決意】今日を限りに、たばこをやめる。
- 【引退】彼は今シーズンを限りに引退する。
- 【終了】この店は今月末を限りに閉店いたします。
- 【慣用】声を限りに叫ぶ(声が出る限界まで)
〜を限りにの使い方
時を表す名詞に付けます。
- 名詞(時)+を限りに:今日を限りに・本日を限りに・今年度を限りに
- 後ろは「やめる・引退する・閉店する・終了する」など終わりを表す動詞
- 発表・お知らせ・決意表明で使う
- 「声を限りに」「力の限り」は「限界まで」の意味の慣用表現
〜を限りにの例文
お知らせや決意の例文です。
- 当サービスは三月三十一日を限りに終了させていただきます。
- あの歌手は今回のコンサートを限りに活動を休止する。
- 今夜を限りに、お酒はきっぱりやめます。
- 本日を限りに、この駅の窓口は閉鎖されます。
- その日を限りに、彼から連絡が来ることはなかった。
- 子どもたちは声を限りに応援した。
「を限りに」と「をもって」の違い
どちらも「〜で終わり」を表せますが、使える範囲が違います。
- 【をもって】終了の時点を示す最も改まった表現。手段の意味(書面をもって)もある
- 【を限りに】「それを最後に、以降はしない」という区切りの意識が強い。個人の決意にも使える
- 例:本日をもって閉店/本日を限りに閉店(どちらも可)
- 例:今日を限りにたばこをやめる(⭕)/今日をもってたばこをやめる(硬すぎる)
よくある間違い
後ろには「終わり」を表す内容が必要です。
- ❌ 来月を限りに、新しい店を開く(始まり) → ⭕ 来月から新しい店を開く
- ❌ 三時を限りに会議を始める → 開始には使わない
- ❌ 東京を限りに引っ越す(場所) → 時を表す名詞に付ける
- 「限り」には「〜限り(範囲)」など別の用法もあるので区別する