〜とはいえ
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トピック:逆接・譲歩
前件を認めながら、それでも後件が成立することを表す逆接表現です。「そうは言っても」という意味になります。
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〜とはいえの意味
「〜とは言っても」という逆接で、前の事実を認めながら、それから予想されることと違う内容を述べます。
- 【事実を認めた逆接】春とはいえ、まだ寒い日が続いている。
- 【予想と違う】仕事とはいえ、毎日残業するのは辛い。
- 【制限・補足】安いとはいえ、品質に問題はない。
- 【書き言葉】子どもとはいえ、許されないことだ。
〜とはいえの使い方
名詞や普通形に付けます。
- 名詞+とはいえ:休日とはいえ
- 動詞・い形容詞普通形+とはいえ:知っているとはいえ/安いとはいえ
- な形容詞(+だ)+とはいえ:便利(だ)とはいえ
- 文頭:とはいえ、〜(そうは言っても)
〜とはいえの例文
前件を認めながら後件が続く場面の例文です。
- 三月とはいえ、まだ雪が降ることもある。
- 練習試合とはいえ、負けるのは悔しい。
- 日本に十年住んでいるとはいえ、敬語はまだ難しい。
- 便利になったとはいえ、問題がないわけではない。
- 子どもとはいえ、自分のしたことには責任を持つべきだ。
- 景気は回復しているとはいえ、まだ実感はない。
- たとえ冗談とはいえ、言っていいことと悪いことがある。
「とはいえ」「ものの」「けれど」
逆接表現を、文体と意味の違いで比べます。
- 【けれど】一般的な逆接:春だけれど、寒い
- 【とはいえ】前の事実を認めた上での逆接(書き言葉的):春とはいえ、寒い
- 【ものの】前の事実を認めて、それが期待通りに続かない:買ったものの、使っていない
- 【後件】とはいえ の後ろには話し手の意見・判断も来る:子どもとはいえ、許せない
関連文法:〜といえども
よくある間違い
文体と、前に来る内容に注意しましょう。
- 日常会話では硬いので ⭕「〜とは言っても」「〜けど」
- 前には「当然〜だろう」と予想させる事実が来る:⭕ プロとはいえ、ミスもする
- ❌ 雨とはいえて → ⭕ 雨とはいえ
- 文頭の「とはいえ」は「しかし」より控えめな逆接