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〜ことなく

koto naku

JLPT N2
トピック:付帯状況・状態

「〜しないで」の硬い表現で、ある行為をしない状態で後のことをすることを表します。

更新日:

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〜ことなくの意味

「〜しないで」という意味の書き言葉です。普通なら行うことをせずに、ある状態が続くことを表します。

  • 【〜しないで】彼は休むことなく、働き続けた。
  • 【一度も〜ない】雨は一日中やむことなく降り続いた。
  • 【努力・継続】彼女は諦めることなく、夢を追い続けた。
  • 【変化しない】その習慣は、今も変わることなく続いている。

〜ことなくの使い方

動詞の辞書形に付けます。

  • 動詞辞書形+ことなく:迷うことなく/休むことなく
  • 後ろには継続・達成を表す動詞が多い:続ける・進む・やり遂げる
  • 書き言葉・スピーチで使う
  • 話し言葉では「〜ないで」「〜ずに」

〜ことなくの例文

よくある場面別に例文をまとめます。

  • 彼は一度も休むことなく、十年間会社に通い続けた。
  • 迷うことなく、この道を選びました。
  • 誰にも知られることなく、彼は町を去った。
  • 失敗を恐れることなく、挑戦してください。
  • 電車は止まることなく、終点まで走った。
  • 彼女は誰にも相談することなく、会社を辞めた。
  • この伝統は、何百年も途絶えることなく受け継がれてきた。

「ことなく」「ないで」「ずに」

否定の付帯状況を表す表現を、文体で比べます。

  • 【ないで】話し言葉:朝ご飯を食べないで出かけた
  • 【ずに】やや書き言葉:朝ご飯を食べずに出かけた
  • 【ことなく】硬い書き言葉。「普通はするのに」という意外さ・強調:休むことなく働いた
  • 【日常の小さな動作】ことなく は大げさになる:❌ 傘を持つことなく出かけた

よくある間違い

文体と、日常的な動作への使用に注意しましょう。

  • ❌ 朝ご飯を食べることなく、学校に来た(大げさ)→ ⭕ 食べないで/食べずに
  • ❌ 休まないことなく → ⭕ 休むことなく(辞書形に接続)
  • スピーチや作文で使うと効果的:⭕ 最後まで諦めることなく頑張ります
  • 依頼・命令の文では「〜ないでください」の方が自然

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