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参る・申す(謙譲語動詞)

mairu / mousu

JLPT N4JLPT N3
トピック:敬語(尊敬語・謙譲語・丁寧語)

自分の動作をへりくだって言う専用の謙譲語動詞です。「参る・申す・いただく・拝見する・伺う」などを整理します。

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参る・申す(謙譲語動詞)の意味

自分(側)の行為を低めて、聞き手や話題の人物に敬意を表します。

  • 行く・来る → 参る/伺う(訪問)
  • 言う → 申す/申し上げる
  • 食べる・飲む・もらう → いただく
  • 見る → 拝見する
  • する → いたす
  • いる → おる
  • 知っている → 存じている/会う → お目にかかる

参る・申す(謙譲語動詞)の使い方・接続

「参る・申す・いたす・おる」は丁重語として、聞き手に丁寧に述べるときにも使います。

  • 参ります:明日、御社に参ります
  • 申します:田中と申します
  • おります:父は今、出かけております
  • 伺う:明日の3時に伺います(相手のところへ行く)
  • お目にかかる:一度お目にかかりたいです

参る・申す(謙譲語動詞)の例文

ビジネスでの例文です。

  • はじめまして。台湾から参りました林と申します。
  • 明日の午後、御社に伺ってもよろしいでしょうか。
  • メールを拝見しました。
  • 本日はお招きいただき、ありがとうございます。
  • 担当者は席を外しております。
  • お噂はかねがね伺っております。

謙譲語と尊敬語の違い

尊敬語との混同を防ぐには、主語を意識することが大切です。

  • 【参る】自分が行く /【いらっしゃる】相手が行く →「いらっしゃる・おっしゃる(尊敬語動詞)」
  • 【申す】自分が言う /【おっしゃる】相手が言う
  • 【いただく】自分が食べる /【召し上がる】相手が食べる
  • 【参る】と【伺う】:伺うは「訪問先の相手」を高める

参る・申す(謙譲語動詞)のよくある間違い

相手の動作に謙譲語を使うのは大きな失礼になります。

  • ❌(客に)どうぞいただいてください → ⭕ 召し上がってください
  • ❌ 先生が申しました → ⭕ 先生がおっしゃいました
  • ❌ 受付で伺ってください → ⭕ 受付でお尋ねください
  • ❌ 拝見させていただきました(やや過剰)→ ⭕ 拝見しました

JLPTでの参る・申す(謙譲語動詞)

N4・N3の敬語問題で尊敬語との対応が問われます。

  • 自己紹介「〜と申します」
  • 「おります」「参ります」

参る・申す(謙譲語動詞)のよくある質問

謙譲語動詞についての質問。

  • Q:「参る」と「伺う」はどう違いますか?→ 「伺う」は訪問先の相手を高めます。相手と関係のない場所へ行くときは「参る」を使います(×駅に伺う)
  • Q:「申す」と「申し上げる」の違いは?→ 「申し上げる」は相手に直接向けた発言で、より謙虚です

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