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〜かたがた

katagata

JLPT N1
トピック:並列・添加・例示

「〜を兼ねて」という意味の改まった表現で、ビジネスの挨拶や手紙でよく使います。

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〜かたがたの意味

「〜を兼ねて」「〜を一緒の目的として」という意味です。一つの行動に、お礼・挨拶・報告などの目的を加えるときに使います。

  • 【お礼を兼ねて】先日のお礼かたがた、ご挨拶に伺いました。
  • 【報告を兼ねて】近況報告かたがた、お手紙を差し上げます。
  • 【見舞い】お見舞いかたがた、先生のお宅を訪ねた。
  • 後ろには「伺う・訪ねる・お知らせする」など訪問・連絡の動詞が多い

〜かたがたの使い方

動作を表す名詞に付けます。

  • 名詞+かたがた:お礼かたがた・ご挨拶かたがた・ご報告かたがた
  • 前の名詞は「お礼・挨拶・報告・お詫び・見舞い・散歩」などに限られる
  • 後ろは訪問・連絡の動詞が多い:伺う・参る・お知らせする
  • ビジネスメール・手紙・目上への挨拶など、非常に改まった場面
  • 「〜かたがた〜まで」:まずは略儀ながら書中にてお礼かたがたご挨拶まで(手紙の結び)

〜かたがたの例文

ビジネス・手紙の例文です。

  • 就任のご挨拶かたがた、御社にお伺いしたいと存じます。
  • 先日のお詫びかたがた、改めてご説明に参ります。
  • 出張の報告かたがた、部長の席に寄った。
  • 散歩かたがた、近所の神社にお参りしてきた。
  • お礼かたがた、近況をお知らせいたします。
  • まずは略儀ながら、書中にてお礼かたがたご挨拶申し上げます。

「かたがた」と「がてら」「ついでに」の違い

意味は近いですが、改まり度が違います。

  • 【ついでに】最も一般的。主目的のついでに:買い物のついでに
  • 【がてら】二つの目的を兼ねる。やや改まった日常語:散歩がてら
  • 【かたがた】最も改まった表現。お礼・挨拶など礼儀的な目的が中心
  • 改まり度:ついでに < がてら < かたがた

よくある間違い

使える名詞と場面に注意しましょう。

  • ❌ 買い物かたがた、友達とカラオケに行った(くだけた場面) → ⭕ 買い物のついでに
  • ❌ お礼をかたがた → ⭕ お礼かたがた(助詞は不要)
  • ❌ 食事かたがた → 礼儀的な目的の名詞が基本
  • 友達とのメッセージで使うと不自然なほど硬い

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