ら抜き言葉
ra-nuki kotoba
「見られる」を「見れる」、「来られる」を「来れる」のように、可能形の「ら」を抜いた話し言葉です。会話では広く使われますが、正式な文章では避けます。
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ら抜き言葉の意味
Ⅱグループ動詞と「来る」の可能形から「ら」を落とした形です。
- 見られる → 見れる
- 食べられる → 食べれる
- 来られる → 来れる
- 寝られる → 寝れる
- 可能の意味だけになり、受身・尊敬と区別しやすいという利点もある
ら抜き言葉の使い方・接続
対象はⅡグループと「来る」のみです。Ⅰグループの可能動詞(書ける・読める)は「ら抜き」ではありません。
- Ⅱグループ:起きられる→起きれる
- 来る:来られる→来れる
- Ⅰグループはもともと「書ける・行ける」なので関係ない
- 「さ入れ言葉」(読まさせて)、「れ足す言葉」(行けれる)は別の誤用
ら抜き言葉の例文
会話での例文です(正式な場では「ら」を入れる)。
- 明日、何時に来れる?(正式:来られますか)
- 辛いものは食べれない。(正式:食べられない)
- 昨日は暑くて全然寝れなかった。
- この映画、ネットで見れるよ。
- 会議には出席できます/出られます(ビジネスでは正しい形で)
「ら抜き言葉」と正しい可能形の違い
正しい可能形・関連する誤用との比較です。
- 【正式】見られる・来られる →「〜(ら)れる(可能)」
- 【ら抜き】見れる・来れる(話し言葉で一般的)
- 【さ入れ言葉】×読まさせていただく →「〜させていただく」
- 【れ足す言葉】×行けれる → ⭕ 行ける
ら抜き言葉のよくある間違い
試験やビジネス文書では誤りとされます。
- ❌(履歴書)土日も来れます → ⭕ 来られます
- ❌(JLPT)見れる を選ぶ → 正解は「見られる」
- Ⅰグループに「ら」を入れるのも誤り:×行かれる(可能の意味で)→ ⭕ 行ける
JLPTでのら抜き言葉
JLPTでは正しい可能形が正解です。「ら抜き」は選ばないようにしましょう。
- Ⅱグループの可能形は「〜られる」
ら抜き言葉のよくある質問
ら抜き言葉についての質問。
- Q:ら抜き言葉は間違いですか?→ 話し言葉としては広く定着していますが、規範的には誤りとされ、試験や公の文章では避けます
- Q:日本人も使いますか?→ 若い世代を中心に、会話ではむしろ多数派です