〜つつ
tsutsu
二つの動作が同時に行われることを表す(ながら)、または前件を認めながら後件が続く逆接(〜つつも)を表す書き言葉的な表現です。
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〜つつの意味
「〜ながら」の書き言葉で、同時進行や逆接を表します。「つつある」で変化の進行も表します。
- 【同時進行】景色を楽しみつつ、散歩した。
- 【逆接】体に悪いと知りつつ、タバコをやめられない。
- 【変化の進行(つつある)】景気は回復しつつある。
- 【挨拶・手紙】ご健康をお祈りしつつ、筆をおきます。
〜つつの使い方
動詞のます形に付けます。
- 動詞ます形+つつ:考えつつ/思いつつ
- 逆接:〜つつ(も):悪いと思いつつも
- 変化の進行:〜つつある(減りつつある)
- 書き言葉・改まった話し言葉で使う
〜つつの例文
同時進行・逆接を表す場面の例文です。
- 音楽を聴きつつ、レポートを書いた。
- いけないと思いつつ、つい食べすぎてしまう。
- 地球の気温は年々上昇しつつある。
- 相手の気持ちを考えつつ、話すことが大切だ。
- 彼は迷いつつも、新しい仕事に挑戦した。
- 伝統を守りつつ、新しいことにも挑戦している。
- この町の人口は減りつつある。
「つつ」と「ながら」の違い
同時進行と逆接を表す二つの表現を、文体で比べます。
- 【ながら】話し言葉・書き言葉どちらも:歩きながら話す
- 【つつ】書き言葉・硬い表現:歩きつつ考える
- 【逆接】どちらも可:知りながら/知りつつ(も)
- 【変化の進行】は「つつある」のみ(ながら にはない用法)
よくある間違い
文体と、主語の一致に注意しましょう。
- 日常会話では ⭕「〜ながら」が自然:❌ テレビを見つつ、ご飯を食べた(会話)
- 主語は前後で同じ人:❌ 母が料理しつつ、私は掃除した
- ❌ 減るつつある → ⭕ 減りつつある(ます形に接続)
- 「つつある」は書き言葉。会話では ⭕「〜てきている」