〜あまり(に)
amari
ある気持ちや状態の程度が強すぎて、よくない結果になったことを表す表現です。
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〜あまりの意味
「〜の程度が非常に強いので」という意味で、その結果、普通ではない(多くは望ましくない)ことが起こったことを表します。
- 【感情が強すぎる】緊張のあまり、声が震えてしまった。
- 【考えすぎ】失敗を恐れるあまり、何もできなくなった。
- 【喜び】うれしさのあまり、泣き出した。
- 【あまりの+名詞+に】あまりの暑さに、倒れそうになった。
〜あまりの使い方
感情・状態を表す名詞や動詞に付けます。
- 名詞+の+あまり(に):心配のあまり・驚きのあまり
- 動詞辞書形/た形+あまり(に):考えるあまり・急いだあまり
- な形容詞+な+あまり:慎重なあまり
- い形容詞は名詞化して使う:うれしい → うれしさのあまり
- 【あまりの+名詞+に/で】あまりの寒さに・あまりのショックで
- 後ろに意志・命令は来ない
〜あまりの例文
感情と結果の例文です。
- 驚きのあまり、言葉が出なかった。
- 子どもを心配するあまり、母親は夜も眠れなかった。
- 急いだあまり、大事な書類を家に忘れてきた。
- 彼は仕事に熱中するあまり、食事をとるのも忘れていた。
- あまりの痛さに、思わず声を上げた。
- 慎重なあまり、チャンスを逃してしまうこともある。
「あまり」と「すぎる」の違い
どちらも「程度が強すぎる」ですが、焦点が違います。
- 【すぎる】程度の超過そのものを言う:食べすぎた
- 【あまり】強すぎる気持ち・状態が原因で、後ろに結果が来る:心配のあまり眠れない
- 「あまり」は感情・心理によく使い、後ろに結果の文が必要
- 副詞の「あまり〜ない」(あまり好きではない)とは別の用法
よくある間違い
い形容詞の接続と、後ろの文に注意しましょう。
- ❌ うれしいあまり → ⭕ うれしさのあまり
- ❌ 緊張あまり → ⭕ 緊張のあまり
- ❌ 心配のあまり、早く帰ろう(意志) → 後ろは実際に起こった結果
- ❌ 雨のあまり(感情・心理でない名詞)→ ⭕ あまりの大雨に