〜や否や
ya-inaya
トピック:時間・順序
ある動作の直後に次のことが起こることを表す文語的表現です。
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〜や否やの意味
「〜するとすぐに」という意味で、一つの動作の直後に次の出来事が起こることを表す硬い表現です。
- 【直後】ベルが鳴るや否や、生徒たちは教室を飛び出した。
- 【すぐに反応】彼は家に帰るや否や、ベッドに倒れ込んだ。
- 【発表と同時】新製品が発売されるや否や、売り切れた。
- 【省略形】ドアが開くや、子どもが走り込んできた。
〜や否やの使い方
動詞の辞書形に付けます。
- 動詞辞書形+や否や:着くや否や
- 省略形:動詞辞書形+や:見るや
- 後ろは過去形(実際に起こったこと)が多い
- 書き言葉・小説・ニュースで使う
〜や否やの例文
劇的な描写の例です。
- 電車のドアが開くや否や、乗客が一斉に降りてきた。
- 彼女は私の顔を見るや否や、泣き出した。
- 試合開始のホイッスルが鳴るや否や、彼はゴールを決めた。
- ニュースが流れるや否や、問い合わせの電話が殺到した。
- 彼は席に着くや否や、パソコンを開いた。
- チケットは発売されるや否や、完売した。
- 空が暗くなるや否や、大雨が降り出した。
〜や否や vs 〜とたん
硬さの違い。
- や否や:文語的でやや硬い
- とたん:同じ「〜した瞬間」で口語にも使える
- 意味は近いが文体が違う
よくある間違い
後ろの文の制限と文体に注意しましょう。
- 後ろに意志・命令は来ない:❌ 家に着くや否や、電話してください → ⭕ 家に着いたら、すぐ電話してください
- ❌ 着いたや否や → ⭕ 着くや否や
- 日常会話では硬いので ⭕「〜とすぐ」「〜たとたん」
- 話し手自身の行動より、第三者や出来事の描写に使うことが多い