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〜ものだから

mono dakara

JLPT N3JLPT N2
トピック:原因・理由

自分ではどうしようもなかった事情を、言い訳のように説明する理由の表現です。

更新日:

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〜ものだからの意味

「〜という事情があったので(仕方なく)」という意味です。自分の行動の理由を説明・弁解するときに使い、「自分のせいではない」という気持ちが込められます。

  • 【言い訳】電車が遅れたものですから、遅刻してしまいました。
  • 【予想外の事情】あまりに安かったもんだから、つい買いすぎた。
  • 【気持ちの説明】一人で寂しかったものだから、友達に電話した。
  • 丁寧に言うときは「〜ものですから」

〜ものだからの使い方

普通形に付けます。名詞・な形容詞は「な」で接続します。

  • 動詞普通形+ものだから:遅れたものだから
  • い形容詞+ものだから:忙しいものだから
  • な形容詞+な+ものだから:好きなものだから
  • 名詞+な+ものだから:子どもなものだから
  • 口語:〜もんだから/〜もので
  • 後ろに命令・依頼・意志は来ない

〜ものだからの例文

言い訳・事情説明の例文です。

  • 道が込んでいたものですから、到着が遅れてしまいました。
  • あまりにおいしかったものだから、全部食べてしまった。
  • 急いでいたもんだから、財布を家に忘れてきちゃった。
  • 子どもが熱を出したものですから、今日は休ませていただきます。
  • 初めての場所なものだから、道に迷ってしまった。
  • 彼があまりにしつこく頼むものだから、断れなかった。

「ものだから」と「から」「ので」の違い

理由を表す点は同じですが、「ものだから」には弁解の気持ちがあります。

  • 【から】主観的な理由。後ろに命令・意志も来る:寒いから窓を閉めて
  • 【ので】客観的で丁寧な理由。後ろに依頼も来る:寒いので窓を閉めていただけますか
  • 【ものだから】やむを得ない事情の説明・言い訳。後ろに命令・依頼は来ない
  • 例:寒いものだから、窓を閉めて(✕)/寒かったものだから、窓を閉めた(⭕)

よくある間違い

後ろの文の制限と使う場面に注意しましょう。

  • ❌ 時間がないものだから、急いでください → ⭕ 時間がないので、急いでください
  • ❌ 静かものだから → ⭕ 静かなものだから
  • ❌ 上司に「寝坊したもんだから」→ 言い訳っぽく聞こえる。ビジネスでは事実+謝罪を先に
  • 客観的な因果関係(地球が回るものだから…)には使わない

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