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〜わりに(は)

wari ni

JLPT N3
トピック:逆接・譲歩

ある基準から予想されることと、実際の結果が合わないことを表す表現です。

更新日:

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〜わりにの意味

「〜から普通に考えられる程度と比べて」という意味です。予想より良い場合にも悪い場合にも使えます。

  • 【予想より良い】この店は値段のわりにおいしい。
  • 【予想より悪い】よく勉強したわりに、点数が低かった。
  • 【年齢】祖母は年のわりに若く見える。
  • 【程度の比較】前の名詞・状態は「程度」を持つものが多い

〜わりにの使い方

普通形・名詞・形容詞に付けます。

  • 動詞普通形+わりに:勉強したわりに
  • い形容詞+わりに:高いわりに
  • な形容詞+な+わりに:有名なわりに
  • 名詞+の+わりに:年のわりに・値段のわりに
  • 「わりには」と「は」を付けると意外さが強まる
  • 漢字は「割に」

〜わりにの例文

日常でよく使う例文です。

  • このかばんは安いわりに、丈夫で使いやすい。
  • 彼はたくさん食べるわりに、全然太らない。
  • 有名なレストランのわりには、サービスがよくなかった。
  • 三月のわりに、今日はずいぶん暖かい。
  • 急いで作ったわりには、よくできている。
  • このアパートは駅から近いわりに、家賃が安い。

「わりに」と「にしては」「のに」の違い

どれも予想とのずれを表しますが、接続と気持ちが違います。

  • 【わりに】程度の比較。形容詞にも付く:高いわりに
  • 【にしては】ある立場・事実から見て意外。名詞・動詞に付き、形容詞には付かない:子どもにしては
  • 【のに】予想外+不満・残念・驚きの気持ちが出やすい。冷静な評価なら「わりに」
  • 例:安いわりにおいしい(⭕)/安いのにおいしい(⭕)/安いにしては(✕)

よくある間違い

接続の「な」「の」を忘れやすいです。

  • ❌ 有名わりに → ⭕ 有名なわりに
  • ❌ 年わりに → ⭕ 年のわりに
  • ❌ 雨が降ったわりに、試合は中止になった(程度の比較がない) → ⭕ 雨が降ったので
  • 後ろに意志・命令は来ない:❌ 安いわりに、買いなさい

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