〜んばかりに
n bakari ni
トピック:付帯状況・状態
実際にはそうしないが、今にもそうしそうな様子を表す表現です。
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〜んばかりにの意味
「今にも〜しそうなほど」という、程度の強さを表す書き言葉です。実際にはそうしていないことが多いです。
- 【今にも〜しそう】彼女は泣かんばかりに頼んだ。
- 【態度・様子】彼は「お前が悪い」と言わんばかりの顔をした。
- 【程度の強調】割れんばかりの拍手が起こった。
- 【あふれる】あふれんばかりの笑顔。
〜んばかりにの使い方
動詞のない形に「んばかり」を付けます。「する」は「せんばかり」になります。
- 動詞ない形+んばかりに:泣かんばかりに
- 動詞ない形+んばかりの+名詞:割れんばかりの拍手
- 動詞ない形+んばかりだ(文末)
- 「言う」→ 言わんばかり、「する」→ せんばかり
〜んばかりにの例文
よくある場面別に例文をまとめます。
- 彼女は今にも泣き出さんばかりの顔をしていた。
- 彼は早く帰れと言わんばかりに、時計を見た。
- コンサートが終わると、割れんばかりの拍手が起きた。
- 子どもたちは、飛び上がらんばかりに喜んだ。
- 彼は頭を地面につけんばかりに謝った。
- 桜の花が、こぼれんばかりに咲いている。
- 彼女はあふれんばかりの笑顔で迎えてくれた。
「んばかりに」「そうだ」「かのように」
様子のたとえの表現を比べます。
- 【そうだ】見た目からの判断(日常的):泣きそうな顔
- 【んばかりに】今にもそうしそうなほど強い様子(書き言葉・誇張):泣かんばかりの顔
- 【かのように】実際とは違うがそのように見える:知っているかのように話す
- 【言わんばかり】態度でそう示している:帰れと言わんばかりの態度
よくある間違い
活用の形と、使う場面に注意しましょう。
- ❌ 泣くんばかり → ⭕ 泣かんばかり(ない形に接続)
- ❌ しんばかり → ⭕ せんばかり
- 日常会話では大げさなので ⭕「〜そうなほど」
- 話し手自身の気持ちにはあまり使わず、第三者の様子・態度を描写する