〜し
shi
複数の理由・事実を並列に挙げる接続助詞です。列挙した内容がすべて当てはまることを示します。
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〜しの意味
複数の理由や事柄を並べて述べる表現です。「ほかにも理由がある」というニュアンスを含みます。
- 【理由の列挙】この店は安いし、おいしいし、よく来ます。
- 【一つだけ挙げて含みを持たせる】もう遅いし、帰りましょう。
- 【事柄の並列】彼は頭もいいし、スポーツもできる。
- 【マイナスの列挙】雨は降るし、財布は落とすし、最悪の日だった。
〜しの使い方
普通形(丁寧形も可)に付けます。な形容詞・名詞は「だ」を付けます。
- 動詞・い形容詞+し:行くし/安いし
- な形容詞・名詞+だ+し:便利だし/休みだし
- 丁寧形+し:便利ですし
- 「〜も〜し、〜も」の形がよく使われる
〜しの例文
複数の理由・事実を列挙する場面の例文です。
- この部屋は広いし、駅から近いし、いいですね。
- 今日は疲れたし、早く寝よう。
- 彼女は優しいし、料理も上手だ。
- お金もないし、時間もないし、旅行は無理です。
- 雨も降っているし、今日は出かけるのをやめよう。
- このアパートは静かだし、家賃も安い。
- 宿題もあるし、今日はゲームはしない。
「し」「から」「ので」の違い
理由の表し方として、「し」は列挙・含みを持たせる点が特徴です。
よくある間違い
接続と、改まった場面での使い方に注意しましょう。
- ❌ 便利し → ⭕ 便利だし
- ❌ 安いだし → ⭕ 安いし
- 論文・公式文書では避け、⭕「〜うえに」「〜。また、〜」を使う
- 「〜し」は理由が一つでも使えるが、ほかにもあるという含みが出る