〜ものか
mono ka
「絶対に〜しない」「決して〜ではない」という強い否定の気持ちを表す表現です。
更新日:
〜ものかの意味
反語の形で「絶対に〜しない」「〜であるはずがない」という強い否定を表します。話し手の強い決意や反発の気持ちがこもります。
- 【強い決意】あんな店、二度と行くものか。
- 【強い否定】こんな問題、子どもに分かるものか。
- 【反発】負けてたまるものか。
- 女性・丁寧:〜ものですか/口語:〜もんか
〜ものかの使い方
普通形に付けます。名詞・な形容詞は「な」で接続します。
- 動詞辞書形+ものか:行くものか・言うものか
- い形容詞+ものか:おいしいものか
- な形容詞+な+ものか:静かなものか
- 名詞+な+ものか:天才なものか
- 口語:〜もんか/〜ものですか(女性的・丁寧)
- 文末のイントネーションは下げる(疑問ではない)
〜ものかの例文
強い感情を表す例文です。
- こんなにひどいことをされて、許すものか。
- あんなまずいラーメン、二度と食べるもんか。
- 「彼、優しい人だよね」「優しいものか。いつも怒鳴ってばかりだよ」
- この悔しさを忘れるものか。次は必ず勝つ。
- あの人が犯人なものか。私はずっと一緒にいたんだから。
- 誰があんな人に頼むものですか。
「ものか」と「まい」「わけがない」の違い
どれも強い否定ですが、感情の強さと文体が違います。
よくある間違い
疑問文と誤解したり、目上に使ったりしないように。
- ❌ 「行くものか?」を質問と理解する → ⭕ 「絶対行かない」という意味
- ❌ 静かものか → ⭕ 静かなものか
- ❌ 上司に「そんなことするもんか」 → 感情的で失礼。⭕ そのようなことはいたしません
- 「ものだ(感慨・当然)」とは別の文法