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〜というより

to iu yori

JLPT N2
トピック:引用・伝聞

前の表現を否定したり修正したりして、より適切な表現に言い換える表現です。

更新日:

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〜というよりの意味

「Aと言うよりも、Bと言った方が適切だ」と、より正確な表現に言い直すときに使います。

  • 【言い直し】彼は友達というより、家族のような存在だ。
  • 【程度の訂正】今日は暖かいというより、暑い。
  • 【評価の言い換え】これは料理というより、芸術だ。
  • 【強調】「というよりむしろ」:失敗というよりむしろ、いい経験だった。

〜というよりの使い方

名詞や普通形に付けます。

  • 名詞+というより:趣味というより
  • 動詞・い形容詞普通形+というより:寒いというより
  • な形容詞+というより:静かというより(「だ」は省略が多い)
  • 強調:〜というより(むしろ)〜

〜というよりの例文

言い換え・修正を表す場面の例文です。

  • 彼女は美人というより、かわいいタイプだ。
  • この部屋は涼しいというより、寒いくらいだ。
  • 彼の話は説明というより、言い訳に聞こえた。
  • これは失敗というより、次への一歩だと思う。
  • あの人は先生というより、お兄さんのような存在だ。
  • 疲れたというより、眠い。
  • この町は静かというより、寂しい感じがする。

「というより」「むしろ」「より」

比較と言い直しの表現を比べます。

  • 【より】二つを比較する:AよりBの方が好きだ
  • 【というより】表現を言い直す(Aも間違いではないがBがより適切):寒いというより冷たい
  • 【むしろ】どちらかと言えば後者(副詞):むしろ逆効果だ
  • 【組み合わせ】というより、むしろ〜 で言い直しを強調

よくある間違い

比較の「より」との混同に注意しましょう。

  • ❌ りんごというより、みかんの方が好きだ(単純な比較)→ ⭕ りんごより、みかんの方が好きだ
  • ❌ 静かだというより(会話で不自然なことがある)→ ⭕ 静かというより
  • 前後は同じ種類の言葉にそろえる:名詞—名詞、形容詞—形容詞
  • 相手の言葉を訂正するときは柔らかく:⭕ どちらかというと〜という感じです

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