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〜によって

ni yotte

JLPT N3
トピック:原因・理由複合助詞(〜について等)

手段・原因・差異・受動文の動作主を表す多義の表現です。

更新日:

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〜によっての意味

原因・手段・受け身の動作主・場合による違いなど、多くの用法を持つ表現です。

  • 【原因】大雨によって、川が氾濫した。
  • 【手段・方法】インターネットによって、世界中の情報が手に入る。
  • 【受け身の動作主】この寺は、有名な建築家によって建てられた。
  • 【場合による違い】人によって、考え方が違う。

〜によっての使い方

名詞に付けます。名詞修飾では「による」を使います。

  • 名詞+によって:地震によって
  • 名詞+による+名詞:地震による被害
  • 「によっては」:場合によっては、中止になることもある
  • 書き言葉:〜により(台風により、運休します)

〜によっての例文

手段・差異・受動文の場面別例文です。

  • 台風によって、多くの家が被害を受けた。
  • この小説は、有名な作家によって書かれた。
  • 話し合いによって、問題を解決しましょう。
  • 国によって、習慣は大きく違う。
  • 事故による渋滞が続いています。
  • 場合によっては、料金が高くなることもあります。
  • 電話番号はメールにより通知いたします。

「によって」「によると」「にとって」「について」

形が似ている四つの表現を整理します。

  • 【によって】原因・手段・動作主・違い:地震によって壊れた
  • 【によると】情報源:ニュースによると、〜そうだ
  • 【にとって】評価の立場:私にとって大切だ
  • 【について】話題:日本について話す

よくある間違い

似た表現との混同と、受け身の使い方に注意しましょう。

  • ❌ ニュースによって、明日は雨だそうだ → ⭕ ニュースによると、〜
  • ❌ 私によって、この本は大切だ → ⭕ 私にとって、この本は大切だ
  • 受け身の動作主に「によって」を使うのは、作品・発見・建築など:⭕ 電話はベルによって発明された
  • 日常的な受け身には「に」:⭕ 母に叱られた(❌ 母によって叱られた)

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